2007-11-03から1日間の記事一覧

銀嶺

役目を終えて 落ちた木の葉は織り重なって、 かつて受け止めた陽光を その芯にいまも携え、 冬に向かう足取りを 優しく包み込もうとしていた。 行方は知れずとも 確かな歩幅で。