境界線は淡く残って。

家にメガネ忘れて出かけてしまった。


見ないほうが、見えないほうが、
そのほうがいいことって多分たくさんあるんだろうな。
でも人はなぜだか目を凝らして観ようとしてしまう。
時には必死な顔してにらみ付けたりして。
だめだよって言われたって、きっと無駄なんだろうな。
それはなんだか、街灯に吸い寄せられてしまう、夏の虫みたいだ。


ぼやけた視界のまま歩いて帰りながら、そんなこと思った。
帰ってサニーデーサービスきこう。