夢の中か霧の中

こんばんわ。一夜明けて仕事して、また夜が来て。
昨日のことを振り返ってみたらじわじわとこみ上げてくる。
夜行バスでは泥のように眠ってました。
浅い眠りにしがみついて東京から名古屋へ強制送還。


10月19日のピクセルは、すごいイベントでした。
たくさん人が来てて、改めて音で繋がる力を目の当たりにしました。
新宿MotionとMars同時開催で往来自由。
僕らはMotion3番目。お隣はe-sound speakersleepy.ab
正直どれだけ観てもらえるかなって、不安でした。
でも、ステージに立ったら、それはどうでもよくなった。
知ってる人も、知らない人も、
みんな音楽を聴きに来てる人たち。
それは空気で分かった。
リハとは相貌を変えて響く音に、戸惑いは隠せなかったけれど
難しいことは考えず、体中から搾り出して音にした。
聞こえる音にしがみついて、聞こえない音もかき鳴らす。


ステージ後。
正直、届かなかった。そう思った。
でも、話しかけてくれた人たちの声、
煤けた胸中に差し込む一条の光。
ちゃんと届いた。それを確認出来たことに掬われました。


届くこと。届かないこと。
その境界線がどこにあるのか。
音楽って、バンドって、難しいなって思います。
でも、そこまで届けたいって思うから、
僕は続けたい。


企画主のかえさん、貴重な一夜に呼んで下さって、
ありがとうございました。
共演のみなさま、そして当日お越し頂いた皆様、
ありがとうございました。
これからもがんばります。
どうぞよろしくお願いいたします。
もっとうまくなりたい。