思えば、たくさん泣いた月だった。 生と死、静と動、明と暗に、欲する想いと望む心。 一度に相対する言葉、頭の中をめぐりすぎて そのどこにも存在しない自分自身を突きつけて。そう、すこしだけわざとやっていたのかも。 そこ、踏み込んだら踏み外すのわか…
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