2011-07-28 太陽と月のお話 思えば、たくさん泣いた月だった。 生と死、静と動、明と暗に、欲する想いと望む心。 一度に相対する言葉、頭の中をめぐりすぎて そのどこにも存在しない自分自身を突きつけて。そう、すこしだけわざとやっていたのかも。 そこ、踏み込んだら踏み外すのわかってて。 どこにいるのかいつだってわからなくなるから 照らされて映る影がただひとつの道標。