間を奏でると書いて、間奏と読むのか

先日のライブのおさらいです。
クラブクアトロというところに、初めて入りました。
さすがに立派な作りになっていて、人もたくさんはいっていて、
すごいなー(というかいいなー)とか思いました。
この時点で、もうすでに見方が違うことについてどうかと思いますね。


ドリンクコーナーはメニューがオロナミン系列で独占されていて圧倒される。
仕方なく選んだオロナミンビールという不可思議な飲み物を口にして、
今度リポビタンビールを作ろうと決心する。


今日のライブの出順は、くじ引きで決めたらしく
スパルタローカルズアナログフィッシュフジファブリック という進みだった。


まず、スパルタローカルズ
彼らは2年前の夏くらいに初めてライブを見ました。
「セカンドファンファーレ」というアルバムが名盤で、今も良く聴いてるのですが、
その当時、かなりの衝撃だったのを憶えてます。
その時のことを頭の芯に残しながら、何度かライブを見ているのだけど、
相変わらずの鋭いサウンドは威力を増して、会場を包んでる。
だけど僕を虜にしてた、あの病的なまでの感情のうねりは薄れてしまったように感じる。
精神面の変化、なんだろうか。病気が明るい方向に向かって行くにつれて、
それはそれで、彼らの新しい魅力となり、力を得ているのだけれど、
あの音が前のように深々と、僕には突き刺さらなくなってしまったのは少し残念。


そして、アナログフィッシュ
実は過去に砂場企画へ招聘するという暴挙に出た(未遂に終わった)こともあるバンド。。
出身が下高井郡。長野なんですよね。タテさんのイベントも出てました。
そんな彼らのライブ、初めてみるそのステージに僕は一発で落ちた。
圧倒的な存在感。彼らが奏でる音の間。もう凄いというしか無かった。
一見シンプルに見えて、ものすごく繊細。絶妙な音の入れ方、間の取り方なのです。
そんなサウンドに乗せて響く下岡氏の声、詩世界が特に印象的でした。。
あっという間に終わってしまって、不覚にももっと観たいと思わされてしまった。
今度ワンマンで来るみたいなので、どうやら行ってしまいそうですねー。


最後はフジファブリック
正直なところ、アナログフィッシュでヤラれすぎました。
「茜色の夕日」が聴きたかったので、望み通りやってくれたので良かったです。
歌に独特のメロディー回しがあるのです。そこがキモではあるのですが、
最近の流行りらしき(?)ダンスチューンっぽいのが多くて、割とすぐお腹一杯になってしまいました。。


おまけで最後に、オールスター版「今夜はブギー・バック」。
意表をつかれ、だんだんと年末イベントみたいな様相を呈したところで終了。
というわけで、久しぶりのライブ遠征。新しい発見もあって有意義な夜となりましたよ。


しかし、アナログフィッシュをまた観に行きたい。
3ピースの臨界点を、あんなに軽々と飛び越えて、なんなんだろう、あの音楽は。