カウンターだけのお店の効能

久々の日曜日で、ゆっくりと過ごしていました。
しかし、一日何処にも行かずに家でごろごろごろごろとしているのも病的かと思い
外に出てみることにしました。
実は先日、生まれて初めてダウンジャケットなるものを買いまして、
冬の街をバイクで走って、その暖かさを効果測定したかっただけです。


びっくりします。あり得ないくらい厚着をしても凍えてしまっていたのに
今日は無敵。こんなにも強力なものとは・・!!
これなら、真冬でも木曽路を超えられるかも知れない・・。


気持ちが良かったので、栄のパルコを通り過ぎて新栄の方へ向かい、
こないだ教えてもらって行ったお店にフラリと立ち寄ってみました。
ゴリコというところで、細長いカウンターだけのお店。
入ったときは誰もいなくって、ハナレグミをBGMにまったりとご飯など食していますと
だんだんと人が増えてきて、にぎやかになってきました。
みんな常連さんみたいで、僕はちいさくなっているのですが、
なんかいつの間にか隣の人と話をしてました。
カウンターの中と外でやりとりをするうちに、だんだんと混ざってくる。
普通にテーブルで分かれてる店だとこうは行かない。
そこにはそれぞれのテリトリーがあって、他を寄せ付けない力が働いている。
食事をする場所。お酒を飲む場所。
飲食店って言うのはそもそもそういうものだと思っていたのですが、
知らない人と話をしたりする場所という属性もあるのですね。
個人的には、そういうのってあんまり得意ではないのですが、
キーワードに音楽があるというのは、心地がいいものです。
とたんに自由度が増すこの感覚。
ふと、音楽に浸かってしまった自分自身を省みる。