青いエルモはクッキーモンスター

現在東京→名古屋。
今回の東京訪問も終了!


昨日は結局満喫難民となり
ベルセルクを貪るように読み、
歌舞伎町で昼まで朝マックという
荒んだサンデーモーニングを過ごす。
昼過ぎから下北へ移動しようとしたところ、
新宿駅でへきれき中村さんに遭遇し、
小田急線の乗り方をレクチャーして頂く。


で、電車に乗れない田舎者、下北到着。
まずはハイラインへ、と思い
覗いてみたものの、砂場、まだ減って(売れて)ません!(泣)
うう、買ってやってください!せめて試聴してやってください!
あー、これ流通させたいです!日の目を浴びさせたい!
ライブで買ってくれたみんなからのコメント、
もらうたび、魔法にかかったみたい、その普遍性を確信する!


ともあれ用も済んだのでモナレコードへ移動して
昼ごはんたべて閉店までまったり。
結局、二週連続で訪問。
ここはほんと居心地が良い、
BGMはクラムボンだし。今ならケーキ100円だし。


そしておめあて、へきれきライブ@CLUB QUE!
リハ後からかまってもらって、サイゼリヤで小ミーティング。
来週の松本瓦レコードのライブのこととか含めて話す。


ライブは、もう最初から最後まで全部楽しめた。
結局、時間都合でカットになったものの急遽飛び入り!?
という話があったりしたので楽屋裏と客席を行ったり来たりしつつも、、
本当に良いイベントだった!


本番
最初はヤマネオン。
テケテンたけいくんの同級生がいるという話を聞いていたので
そんな話もしたのですが、世間狭いなー。
ライブも、さすがにぐいっとくるステージ。
歌が甘く濃厚で、それをうまくバンドが味付けしてる。素直に良いなーて思ったのでした。最後から二曲目あたりがツボにはまる。


次が、CHUB DU。
ずっと名前は知ってて気になってたバンド。
そして気になってたのは間違いじゃなかった!
ボーカルが楽器持たないバンドに
苦手意識が先行するんですが、
それを補って余りあるライブでした。
浮遊感溢れるバンドアンサンブルの中で、一条の光線みたいに通る声。
巻き起こる高揚感、成層圏まで届いてしまいそう。


その次にSiGiRiYa。金沢からということで
ウキタくんと同郷のインストロックバンド。歌が前面にくるバンド2つが続いたため、最初戸惑いもありながら、後半にかけて徐々に会場を飲み込んでいくのが手に取るように解る、圧巻のステージ。


最後にへきれき。
一曲目から丘サーファー!
これは反則。いきなり波間にもってかれる。

この日はとにかく時間が押してて、
とにかく急いで届けようって
そういう気持ちの逸りというか、
切羽詰ってる感とかそういうのが感じられて、
普通はそういうのって悪い方向に向かいがちなんだけど、
純粋な気持ちだけが濾過されて
客席へ投影されていた気がしました。


あと、みんなこのひを待ってたんだなあって。
たくさんの人たちが居たけど、みんな
へきれきが帰ってくるのを楽しみにしてたんだなって
すごくそういうのが感じられた。


僕は、たぶん他の大体の人たちとはちがって、
長野、松本、名古屋って旅の途中のライブを
共有してきたのでまた別の見方をしてたと思うんだけど。


初めての場所でのライブは、
その演奏自体が「自己紹介」というか
客席との距離を縮めていく過程になってて、
その対称にあるのが、地元のライブ。
懐かしい友達への「近況報告」というか
たとえ同じ内容でも意味合いが全然違う。


一曲一曲が客席との対話。


3曲目トリズム、ギターの遠藤君が満面の笑みで
前に出てきてギターソロを引き狂う一幕があって
こんなこといったら失礼だけど、
クラスで控えめだった青年が、
文化祭ステージで一気に弾けて
存在証明してるみたいで、
そんなストーリーを勝手に思い描いて
関係ないんだけど、楽曲の感動とあいまって
なんか泣けちゃったな。


多分全部の会場で聴いてきた
「赤リズム、青リズム・・」
「ベランダ」
聴くたびに色濃くなる一曲一曲が、
今回はその集大成みたく響いてた。
ステージから飛んできて、
僕の手元に納まったへきれきTシャツは、
ちょっと迷ってから前の女の子にあげた。
もう既に音楽で繋がれてるから、
こういうのは譲ろうって思って。


結局時間ぎりぎりまでアンコール含めてのライブ。
気がついたら胸の中でくすぶってた靄は全部晴れてた。
ライブ後も幸せな気分のまま
打ち上げに同行してしまって、
いろんな人たちと、貴重な交流をした。
記憶の断片が混ざり合って、なんとか覚えてるのが、
ヤーマネーオンー♪
ナツコ光臨
ヤーマネーオンー♪
の三本でした。んがぐぐー!


や、幸せだったんです。
この網目を手繰るような繋がりの体験、
めったにめぐり合えることじゃない。
この日の出会いは、全部覚えていたい。
あさまで飲んでて、ずっとたのしくて。
や、ちょっと羽目外しちゃったか・・な。


流れ込むように
二日酔いを携えつつ、おだけ邸にて希少な起床。
カラリと音を立てるみたく晴れた連休最終日の昼。
ベランダからは、右に左に行き交う電車の影と
アパートの屋上に貯まった、雨水と。
3時のバスのことを考えてたら
あっという間の時間だったけど
久しぶりにゆっくり話せて、
高円寺の駅でのさよなら。


予定通り、3時のバスは新宿から発つ。


いまも、あの日の記憶を思い返しては
残ったイメージをかみ締める。


次は松本。
へきれきと瓦レコードでライブをやります。
この日も素敵な一日になるはずです!



今日の一曲
キセル/夏が来る