輪音

流水プールの流れに任せて
ぐるぐると思考をめぐらせるうちに
太陽はすっかり対岸の空に沈んで
夜を待ちきれない月が照り返しを始める。


さっきまで息を潜めていた
言葉とも感情ともつかないカタマリが
急に存在を主張し始めて胸の奥で質量を増す。


凛と咲くコードが必要だ。
並木道を吹き抜ける風にのって
どこまでも突き抜けて響くような。





最終決定はあとすこし。
10月に大量にライブがアップされそうです。
まってて。