じゅうじつのしゅうじつ

カーテンをあけたら
眼の眩むような晴天。

陽光に誘われるまま、外に出ていきたくなるけれど、
こういう日の外出は大抵夜になる。



先日、友達が携帯を水没させちゃって
(場所は言わずと知れたお決まりの場所です)
後でまたメールしとくねーといって別れたのだけど、
人との繋がりをこの小さな端末ひとつで
維持出来てしまえることに、今更ながら危ういなーって。


簡単に連絡できちゃうからすぐ話せる、すぐ会える。
でも、逆にそれが故、すぐ話せるのに
話さない人たちが多くなるわけで。


声が感情が直に床上浸水してくるこの場所では
寄せて返した後の波の跡が、やけにはっきり見える。


本当ならイメージだけで補えてたはずの人との繋がりを、
具体的な形として維持していないと、
どんどん遠くなっていく気がするのは
なんだか時々さみしくなるな。



そう考えると、約束とか無しに人と繋がれてた
学校ってなんて楽だったんだろうなー。


とりあえず今、僕には音楽があって、
砂場をきっかけに繋がれている
人たちがいることにただただ感謝です。


発信できるものがあることを幸せと思い、
発信し続けることの苦しさを乗り越えて
がんばっていきたいと思います。